Hiroki Miyake
Lecture
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金融論(2024年度後期・京都府立大学公共政策学部 専門教育科目)
1.スケジュール
<1>イントロダクション
第01回 金融市場を通じた資産運用 − 個人からみた金融取引の意義 −
第02回 金融市場を通じた資金調達 − 金融取引の社会的な意義 −
<2>債券市場(デット・ファイナンス)
第03回 様々な借り入れ① − 借金は「悪」か? −
第04回 様々な借り入れ② − 利回りの計算1 −
第05回 様々な借り入れ③ − 利回りの計算2 −
第06回 金利とスプレッド − 3つのリスク・プレミアム −
第07回 小括
<3>株式市場(エクイティ・ファイナンス)
第08回 株式会社 − 創造的破壊のリスクの引き受け −
第09回 配当・自社株買い − 成長の果実の還元 −
第10回 株価と企業価値 − 将来の飛躍への期待と失望 −
第11回 M&A − 求められる株主とは? −
<4>資本市場の制度インフラ
第12回 ファイナンシャル・ゲートキーパー − 情報生産の担い手 −
第13回 投資信託 − 個人の資産運用を支える金融仲介機関 −
第14回 保険・年金基金 − 機関投資家としての保険 −
第15回 利害相反問題 − 「プロ」は信頼できるか? −
第16回 結びに代えて
2.講義の進め方・成績評価
進め方
原則、教員による講義を中心に進めていきます。
教員が用意した講義資料に基づいて進めます。PDFファイルをL. Note ページに掲載していますので、
カラー資料が欲しい方、講義に出席できなかった方などは、こちらから入手して下さい。
教科書・参考書
教科書は特に用いません。
本講義全体に関わる参考書として、以下のものを推奨します。
・大村敬一・俊野雅司(2014)『証券論』有斐閣
・内田浩史(2016)『金融』有斐閣
・日本証券経済研究所(隔年)『図説 日本の証券市場』
成績評価
成果主義に基づいて、行います。
評価方法の詳細は、第1回の講義時に説明します。
地域金融論(2024年度前期・京都府立大学公共政策学部 専門教育科目)
1.スケジュール
<1>金融取引コスト
第01回 金融取引とリスク − 時間を超えた取引の難しさ −
第02回 リスク管理の経済学 − Diversityと助け合い −
第03回 情報の非対称性① − 市場取引におけるもう一つのギャップ −
第04回 情報の非対称性② − 投資家 vs. 企業 −
<2>銀行論
第05回 金融仲介機関 − 直接金融から間接金融へ −
第06回 銀行とは? − 相対型間接金融の担い手 −
第07回 貨幣と決済 − 古くて新しいキャッシュレス決済 −
第08回 貨幣に期待される役割 − 金融取引に求められる安定性 −
第09回 金融秩序とプルーデンス政策 − 金融自由化と規制強化に揺れる銀行規制 −
第10回 銀行業界をめぐる近年の動向① − 厳しさを増す預貸業務 −
第11回 銀行業界をめぐる近年の動向② − 伝統的商業銀行ビジネスから証券ビジネスへ −
<4>金融と公共性
第12回 政策金融機関 − 金融仲介機関としての政府 −
第13回 財政投融資制度 − 公的金融に期待される役割 −
第14回 金融の社会的責任 − 急速な広がりをみせる責任投資 −
第15回 結びに代えて − 責任投資の虚実 −
2.講義の進め方・成績評価
進め方
原則、教員による講義を中心に進めていきます。
教員が用意した講義資料に基づいて進めます。PDFファイルをL. Note ページに掲載していますので、
カラー資料が欲しい方、講義に出席できなかった方などは、こちらから入手して下さい。
教科書・参考書
教科書は特に用いません。
本講義全体に関わる参考書として、以下のものを推奨します。
・内田浩史(2016)『金融』有斐閣
・古川顕(2014)『テキストブック 現代の金融 第3版』東洋経済新報社
・福田慎一(2020)『金融論 新版』有斐閣
・酒井・鹿野(2011)『金融システム 第4版』有斐閣アルマ
・鹿野嘉昭(2013)『日本の金融制度 第3版』東洋経済新報社
成績評価
成果主義に基づいて、行います。
評価方法の詳細は、第1回の講義時に説明します。
財政学(2024年度前期・大阪公立大学経済学部 専門科目)
1.スケジュール
<1>公共サービス(経費論)
第01回 経済安定化機能 − 「豊かさ」をもたらす市場、支える政府 −
第02回 資源配分機能 − 金では買えない本当の幸せ −
第03回 所得再分配機能 − 広がる格差、揺らぐ「公平性」 −
第04回 義務教育サービス1 − なぜ、政府が学校を運営するのか? −
第05回 義務教育サービス2 − 教育に政府はどこまで関わるべきか? −
<2>租税論
第06回 租税原則 − 公共サービスのコストを、誰がどれだけ負担するべきか? −
第07回 所得税1 − 人に優しくなれる所得税 −
第08回 所得税2 − 投資家への課税をめぐる試行錯誤 −
第09回 消費税1 − 高まる消費税への期待 −
第10回 消費税2 − 根拠なき軽減税率への期待 −
第11回 法人税 − 法人税を負担しているのは誰か? −
第12回 租税をめぐる近年の潮流 − 格差是正から経済効率性へ −
<3>政府債務と財政破綻(公債論)
第13回 政府債務の理論 − 激増する日本の国債 −
第14回 国債市場の現状 − 政府は誰からお金を借りているのか? −
第15回 結びに代えて − 財政再建に秘策はあるか? −
2.講義の進め方・成績評価
進め方
原則、教員による講義を中心に進めていきます。
教員が用意した講義資料に基づいて進めます。PDFファイルをL. Note ページに掲載していますので、
講義前に各自で入手し、講義当日に持参して下さい。
教科書・参考書
教科書は特に用いません。
本講義全体に関わる参考書として、以下のものを推奨します。
・植田・諸富編(2016)『テキストブック現代財政学』有斐閣
・神野直彦(2021)『財政学 第3版』有斐閣
・持田信樹(2009)『財政学』東京大学出版会
成績評価
成果主義に基づいて、行います。
評価方法の詳細は、第1回の講義時に説明します。
地方財政論(2024年度後期・龍谷大学政策学部 専門科目)
1.スケジュール
<1>地方公共サービス(経費論)
第01回 経済安定化機能 − 「豊かさ」をもたらす市場、支える政府 −
第02回 資源配分機能 − 金では買えない本当の幸せ −
第03回 所得再分配機能 − 広がる格差、揺らぐ「公平性」 −
第04回 地方自治体の現代的役割 − 高まる地方財政への期待 −
第05回 義務教育サービス1 − なぜ、政府が学校を運営するのか? −
第06回 義務教育サービス2 − 小中学校を取り巻く複雑な政府間関係 −
<2>地方自治体の歳入(租税論・補助金制度)
第07回 地方税をめぐる理論 − 京都が課すべき税金 −
第08回 地方財政における基幹税 − 京都が課している税金 −
第09回 課税自主権 − なぜ、権利を行使しないのか?行使できないのか? −
第10回 国庫支出金制度 − 集権的分散システムを支える補助金制度 −
第11回 地方交付税制度1 − 地方財政の自立を支える財政調整 −
第12回 地方交付税制度2 − 地方交付税とモラル・ハザード(制度の悪用)? −
<3>地方財政と金融市場
第13回 地方債1 − 財政と金融の結節点 −
第14回 地方債2 − 財政の論理 vs. 市場の論理 −
第15回 結びに代えて − 地方財政における予算と財政民主主義 −
2.講義の進め方・成績評価
進め方
原則、教員による講義を中心に進めていきます。
教員が用意した講義資料に基づいて進めます。
教科書・参考書
教科書は特に用いません。
本講義全体に関わる参考書として、以下のものを推奨します。
・重森・植田編(2013)『Basic 地方財政論』有斐閣
・中井・齊藤・堀場・戸谷(2020)『新しい地方財政論 新版』有斐閣
・持田信樹(2013)『地方財政論』東京大学出版会
成績評価
成果主義に基づいて、行います。
評価方法の詳細は、第1回の講義時に説明します。
ミクロ経済学Ⅰ(2024年度前期・京都府立大学公共政策学部 専門教育科目)
1.スケジュール
<1>市場分析の枠組み
第01回 ガイダンス
第02回 需要と供給
第03回 経済厚生と余剰分析
<2>個人の消費行動の分析
第04回 数学的基礎知識の確認試験・消費者が追求する効用
第05回 予算制約
第06回 経済合理的な消費
第07回 環境の変化への対応①
第08回 環境の変化への対応②
第09回 消費行動のモデル化の応用
第10回 中間試験
<3>市場経済における政府の役割
第11回 純粋交換経済モデル
第12回 厚生経済学の基本定理
第13回 「市場の失敗」と公共経済学
第14回 公共経済学からみた租税
第15回 望ましい課税
第16回 結びに代えて
期末試験
2.講義の進め方・成績評価
進め方
原則、教員による講義と演習問題への取り組みを織り交ぜながら進めていきます。
教員が用意した講義資料に基づいて進めます。PDFファイルをL. Note ページに掲載していますので、
講義に出席できなかった方などは、こちらから入手して下さい。
教科書・参考書
教科書は特に用いません。
参考書として、以下のものを推奨します。
・レヴィットなど(2017)『レヴィット ミクロ経済学 基礎編』東洋経済新報社(講義と同レベル)
・芦谷政浩(2009)『ミクロ経済学』有斐閣(講義と同レベル)
・荒井一博(2012)『ミクロ経済理論 第2版』有斐閣アルマ(より難)
・伊藤隆敏(2017)『公共政策入門 ミクロ経済学的アプローチ』日本評論社(講義と同レベル)
・板谷淳一・佐野博之(2013)『コア・テキスト 公共経済学』新世社(同レベル)
・小塩隆士(2016)『公共経済学』東洋経済新報社(同レベル)
成績評価
成果主義に基づいて、行います。
評価方法の計算式は、以下の通りです。
確認試験(10%) + 演習ワーク(30%) + 中間試験(30%) + 期末試験(30%)
ただし、3つの試験は全て受験して下さい。1つでも受験していない場合は、成績評価の対象としません。
ミクロ経済学Ⅱ(2024年度後期・京都府立大学公共政策学部 専門教育科目)
1.スケジュール
<1>企業の生産活動の分析(生産関数編)
第01回 1生産要素モデル①
第02回 1生産要素モデル②
第03回 2生産要素モデル①
第04回 2生産要素モデル②
第05回 環境の変化が与える影響
第06回 中間試験①
<2>企業の生産活動の分析(費用関数編)
第07回 生産関数から費用関数へ
第08回 さまざまな費用概念
第09回 経済合理的な生産
第10回 供給曲線の導出
第11回 中間試験②
<3>不完全競争市場
第12回 独占企業の生産活動
第13回 独占による「市場の失敗」
第14回 独占の弊害と政府による規制
第15回 結びに代えて
期末試験
2.講義の進め方・成績評価
進め方
原則、教員による講義と演習問題への取り組みを織り交ぜながら進めていきます。
教員が用意した講義資料に基づいて進めます。PDFファイルをL. Note ページに掲載していますので、
講義に出席できなかった方などは、こちらから入手して下さい。
教科書・参考書
教科書は特に用いません。
参考書として、以下のものを推奨します。
・ミクロ経済学1で提示した参考書
成績評価
成果主義に基づいて、行います。
評価方法の計算式は、以下の通りです。
演習ワーク(30%) + 中間試験1(25%)+ 中間試験2(25%) + 期末試験(20%)
ただし、3つの試験は全て受験して下さい。1つでも受験していない場合は、成績評価の対象としません。
専門演習Ⅰ(2024年度通年・京都府立大学公共政策学部 専門教育科目)
1.演習の概要・到達目標
本ゼミ
前期は、月ごとにテーマを決め、(単なる輪読ではなく)討論を通じて、金融の基礎知識を深めます。
専門書籍、Wall Street Journal・Financial Timesの記事などを題材とします。
テーマの候補:
教育支援と奨学金(教育ローン) / 子育て支援と金融
ESG投資のゆくえ(SDGsと金融) / クラウド・ファンディングの将来性
資産運用アプリとAI など
後期(夏季休暇含む)は、チーム研究に取り組みます。
1チーム3名程度に分かれ、自ら提案・選択したテーマで自主研究を進めます。
チーム単位での「卒業」論文を年度内に書き上げることを、課題とします。
サブ・ゼミ
金融分野では、事業会社や金融機関の財務諸表を読む必要があります。そのために必要となる会計の
実践的な基礎知識を身につけていきます。
簿記3級に、原則として6月の試験で合格すること、そして
証券アナリスト試験 第1次レベル 科目「財務分析」の合格レベルに、年内に達することを、
課題とします。
2.受講の要件
要件
1) 経済学、特に金融分野に、高い関心を有すること
2) 経済学、特に金融分野の基礎知識を有すること
※ ここでいう「金融分野の基礎知識」は、講義「金融論」で取り上げる内容を指します。
3) 本演習の内容・性格を理解した上で、実質的に2年間、少なくとも1年間を通して、
ゼミ活動(本ゼミ+サブ・ゼミ)に熱心・誠実に取り組む強い意欲があること
専門演習Ⅱ(2024年度通年・京都府立大学公共政策学部 専門教育科目)
概要
卒業論文の執筆を行います。
以下のスケジュールを目安として、各自で研究テーマを設定し、高い付加価値のある研究に取り組みます。
3月 研究計画書の作成
10月 卒業論文中間報告会
12月 卒業論文の完成(翌月に最終提出)
開講済み科目(〜2023年度)
2015年度 開講科目(Lecture 2015)
2016年度 開講科目(Lecture 2016)
2017年度 開講科目(Lecture 2017)
2018年度 開講科目(Lecture 2018)
2019年度 開講科目(Lecture 2019)
2020年度 開講科目(Lecture 2020)
2021年度 開講科目(Lecture 2021)
2022年度 開講科目(Lecture 2022)
2023年度 開講科目(Lecture 2023)